島々清しゃ

島々清しゃ / 作詞 久米仁 作曲 普久原恒勇

1,島々清しゃや 城に御願所よ
 前の田んぼによ 夕日赤く燃えてよ
 畑で草焼く 白い煙の
 煙の清しゃよ

 しまじまかいしゃや ぐしくにうがんじゅよ
 まえのたんぼによ ゆうひあかくもえてよ
 はるでくさやく しろいけむりの
 けむりのかいしゃよ

○島々の美しさよ 城に御願所よ
 前の畑に夕日赤く染めて
 畑で草焼く白い煙の 煙の美しさよ

2,村々清しゃや ふくぎにいしがきよ
 みんな待ってたよ 夏の祭りすんでよ
 通た道々 香ばしゃ九年母ぬ
 九年母の清しゃよ

 むらむらかいしゃや ふくぎにいしがきよ
 みんなまってたよ なつのまつりすんでよ
 かよたみちみち かばしゃくにぶぬ
 くにぶぬかいしゃよ

○村々の美しさよ 福木に石垣よ
 みんな待ってた夏の祭すんで
 通った道々 芳しいクニブ クニブの美しさよ

3,白浜清しゃや 朝凪夕凪よ
 潮は満ち潮よ 磯で千鳥啼いてよ
 帰るサバニを 招くアダンの
 アダンの清しゃよ

 しらはまかいしゃや あさどぅりゆうどぅりよ
 しおはみちしおよ いそでちどりないてよ
 かえるサバニを まねくアダンの
 アダンのかいしゃよ

○白浜の美しさよ 朝凪夕凪よ
 潮は満ち潮 磯で千鳥鳴いて
 帰るサバニを招くアダン アダンの美しさよ
 

4,みやらび清しゃや 紺地にミンサーよ
 もつれもつれたよ ほそい恋の糸によ
 ほろり落とした あつい涙の
 涙の清しゃよ

 みやらびかいしゃや こんじにミンサーよ
 もつれもつれたよ こいのほそいいとによ
 ほろりおとした あついみなだの
 みなだのかいしゃよ

○娘の美しさよ 紺地にミンサーの帯よ
 もつれもつれた細い恋の糸
 ぽろり落とした熱い涙 涙の美しさよ