安波節

安波節 / 作詞 作曲 琉球民謡

1,安波ぬまはんたや (ハリ) 肝すがり所

 あはぬ まはんたや (はり) ちむすがり どぅくる

○安波の真の崖(絶壁)は 心に風にあたって 涼むところである

 奥ぬ松下や (はり) 寝なし所

 うくぬ まちしちゃや (はり) になし どぅくる

○奥の松下は寝てしまう所

2,安波ぬ祝女殿内 (はり) 黄金灯篭下げて

 あはぬ ぬんどぅんち (はり) くがにどぅる さぎてぃ

○安波の祝女(ノロ)のお屋敷に黄金の灯篭下げて

 うりが明かがりば (はり) 弥勒世果報

 うりが あかがりば (はり) みるく ゆがふ

○それが 明るくなれば 豊年だ

3,かりゆしぬ遊び (ハリ) 打ち晴りてぃからや

 かりゆしぬ あしび (はり) うちはりてぃ からや

○めでたい遊びは すっかり晴れてから

 夜の明けてぃ太陽ぬ (ハリ) 上がるまでん

 ゆぬあきてぃ てぃだぬ (はり) あがる までぃん

○夜が明けて太陽が あがるまでも

4,夜ぬ明けてぃ太陽や (はり) 上がらわんゆたさ

 ゆぬあきてぃ てぃだや (はり) あがらわん ゆたさ

○夜が明けて太陽が上がってもよいから

 巳午時までぃん (はり) お祝さびら

 みまんどぅち までぃん (はり) うゆえ さびら

○お昼くらいまでも お祝いしましょう