三村踊り

三村踊り / 作詞 作曲 / 沖縄民謡

1,小禄(うるく)豊見城(てぃみぐしく) 垣花(かちぬはな) 三村(みむら)
 三村(みむら)のあんぐゎーたーが揃(すり)とてぃ
 布織(ぬぬうい)話(ばなし)
 綾(あや)まみぐなよ 元(むとぅ)かんじゅんど

 うるく てぃみぐしく かちぬはな みむら
 みむらぬあんぐわーたーが
 すりとーてぃ ぬぬういばなし
 あやまみぐなよ むとぅかんじゅんど

○小禄 豊見城 垣花という三つの村 三つの村の姉さん達が揃って布織り話
 模様を間違えるなよ 元が取れず損をするぞ

2,上泊(うぃーどぅまい) 泊(とぅまい) 元の泊(むとぅぬとぅまい)と三村(みむら)
 三村(みむら)ぬ ニ才達(にせたー)が すりとーてぃ 塩炊き(マースたち)話(ばなし)
 雨(あみ)降(ふ)らすなよ 元(むとぅ)かんじゅんど

 うぃどうまい とぅまい むとぅぬとぅまいとぅみむら
 みむらのにせたーが すりとーてぃ マースたちばなし
 あみふらすなよ むとぅかんじゅんど

○上泊 泊 元の泊という三つの村、三つの村の青年達が揃って塩炊き話
 雨を降らすなよ 元が取れず損をするぞ

三、辻(ちーじ) 仲島(なかじま)と 渡地(わたんじ)と三村(みむら)
 三村(
 みむら)ぬ 尾類小達(じゅりぐゎーたー)が
 すりとーてぃ 客(ちゃく)待(ま)ち話(ばなし)
 美(ちゅ)ら二才(にせー)から はい行(い)ちゃらなや

 ちじ なかじまと わたんじとぅ みむら
 みむらぬ じゅりぐわぁーたーが ちゃくまちばなし
 ちゅらにせーから はい いちゃらなやー

○辻、仲島、渡地という三つの村 三つの村の女郎達が揃って客(を)待ち(ながらの)話
 美しい青年に早く会いたいな

四、潮平(すんじゃ) 兼城(かなぐしく) 糸満(いちまん)と三村(みむら)
 三村(みむら)ぬ あんぐゎーたーが
 すりとーてぃ 魚(いゆ)売(う)い話(ばなし)
 安(やし)売(う)いすなよ 元(むとぅ)かんじゅんど

 すんじゃ かなぐしく いちまんとぅ みむら
 みむらぬあんぐわーたーが
 すりとーてぃ いゆういばなし
 やしういすなよ むとうかんじゅんど

○潮平、兼城、糸満という三つの村 三つの村の姉さん達が揃って魚売り話
 安売りをするなよ 元が取れず損をするぞ

五、赤田(あかた) 鳥小堀(とぅんじゅむい) 崎山(さちやま)と三村(みむら)
 三村(みむら)ぬ二才達(にせたー)が
 揃(すり)とてぃ 酒(さき)たり話(ばなし)
 麹(こーじ)できらしよ 元(むとぅ)かんじゅんど

 あかた とぅんじゅむい さちやまとう みむら
 みむらぬにせーたーが
 すりとーてぃ さきたりばなし
 コージでいきらしよ むとうかんじゅんど

○赤田、鳥小堀、崎山という三つの村 三つの村の青年達が揃っていて酒醸造話
 麹をうまく醗酵させろよ 元が取れず損をするぞ