新 安里屋ユンタ

安里屋ユンタ / 作詞 星克 作曲 宮良長包

1,さー 君は野中の いばらの花か
 (さー ゆいゆい)
 暮れて帰れば やれほに ひきとめる
 (また はーりぬ つんだら かぬしゃまよ)

○君(女性)は野に咲くイバラの花か
 日も暮れてきたので帰ろうとすると引き止める 愛しいあなたよ

2,さー 嬉し はずかし 浮名を立てて
 (さー ゆいゆい)
 主は白百合 やれほに ままならぬ
 (また はーりぬ つんだら かぬしゃまよ)

○嬉しくもあり 恥ずかしくもあるが 貴方との噂が立って
 貴方はまるで白百合 わたしにはままならない

3,さー 田草とるなら 十六夜月夜
 (さー ゆいゆい)
 二人で気兼も やれほに 水いらず
 (また はーりぬ つんだら かぬしゃまよ)

○田の草(雑草)を取るなら十六夜の月がいい
 誰もいないので気兼ねもせず二人で居られる

4,さー 染めてあげましょ 紺地の小袖
 (さー ゆいゆい)
 かけておくれよ 情のたすき
 (また はーりぬ つんだら かぬしゃまよ)

○染めてあげましょう 貴女の小袖を紺地に
 だから 私の肩にかけておくれよ 愛のこもった手ぬぐいを